エテルニック=ルミネッジ
かつて作った光剣機「ダガー・ルミネッジ」の名を次ぐ後継機として作成。
ルミネッジシリーズの特徴はもちろん搭載。
発光ギミック!!
今回の裏テーマは明るい発光。
LEDを内蔵して発光ギミックを搭載した機体は今までも作ってきたけど、正直光量不足だったことは否定できない。
なので、今回は明るさ優先で作ってみた。
デザイン&名前
機体のデザインモチーフは「中世ファンタジー世界の未知のテクノロジーが使われている武器を現代科学で無理やり動かた兵器」。
具体的に言うと、RPGでおなじみの「エーテルソード」と「ルーンソード」。
「エーテルソード」は刀身がエーテル3で作られた剣。
なぜか片刃の剣が多いイメージ4。
「ルーンソード」はルーン文字が刻まれた剣。
感覚的には両刃が多い5。
これらを踏まえて、機体名は「エーテル(Ether)」と「ルーン(Rune)」の形容詞系「ルーニック(Runic)」を繋げた造語「エテルニック(Etherunic)」にした。6
だから今回の機体名「エテルニック=ルミネッジ」は全部造語ということに・・・
発光ギミック
①ネオン風外周発光(エーテルソード)
まずはエーテルソード側から。
機体後方の電池ソケットに電池10を装填することで、機体の側面に取り付けたネオン風LEDが光り輝く。
重量に電源スイッチを付けるだけの余裕がなかったので、電池を抜き差ししてON/OFFという最も単純な方式を採用した。
材料の特性の都合上、先端までをネオン風LEDでカバーすることはできなかったので、集光アクリルでカバー。集光アクリルのおかげで先端にしっかりと光が伝わる。
そんなネオン風LEDエーテルソードを二振り作って左右に装備した。
(重量のレギュレーション14的に厳しかったというのもある。)
発光色に合わせて、エネルギーを送る方(+側)を緑、使い終わって戻す方(-側)を茶色とマナ的な物を送っているように見える線色を選んだ。
②面発光(ルーンソード)
ルーンソード部分は内部からLEDによる文字投影する機能を搭載。
ルーンソードの名の通り、ルーン文字を表示15。
市販のLEDバッジを内蔵しているので、文字をアニメーションさせながら表示ができる。
根本的なギミックとしては、前回の「ハーフミラーボックス」の仕組みを転用。
ハーフミラーで作った剣を機体に組み込んだLEDバッジに被せることで実現している。
地味なこだわりポイントとして、下に発光部品が来ない剣先は、透けの防止のため、ハーフではないアクリルミラーで作成した。
機体性能
発光用のパーツを搭載することありきで作ったので、実戦的な機体性能は度外視。
シャーシも重量規定をクリアするためにフレームシャーシ16を採用。
それでも、重量は71.74gとギリギリ。
戦闘面は考えていないけど、メンテナンス性は考えて機体設計。
LEDバッジ取付部、LED発光用の回路、エーテルソード部は全て両面テープで固定するユニット式を採用した。
なので、万が一どこかが破損した際は壊れたところのみを交換可能。
ユニット式にしたので、自由に好きなフォーマット17に付け替え可能という副次的な機能も。
その他機能
LEDバッジをそのまま搭載しているので、結果的に機体にUSBポートが有るフリックスになった。
USBポートの用途は充電と表示メッセージ変更のためのPCとの接続。
なので、初のPCと接続できるフリックス18ということに・・・
メイキング
画像が多くなったので別記事に。
ギャラリー
単独
まずは発光していない状態から。
つづけて発光モード!
他の機体と
まずはルミネッジシリーズの従来機「ダガー・ルミネッジ」と。
暗い部屋で撮影。
どちらも発光を特徴とした機体だけあって綺麗に光る。
けど、光量の差は圧倒的。
明るい部屋で撮影すると、発光していることがひと目で分かるかの差がある。
次にLEDバッジ搭載機同士で「ハーフミラーボックス」と。
流れる文字が表示されているフリックス同士が並ぶとビジュアル的に楽しい19。
どちらも対戦向きの機体ではないけれど、フリックスのルールのおかげでバランスよくバトルできる20。
最後に
というわけで発光剣機「エテルニック=ルミネッジ」でした。
「より光る発光刃を備えた機体」「デザインに落とし込んだハーフミラー」を長年やりたかったので、同時に実現できて満足。
この機体が完成してからより軽量で取り回しがしやすい「有機ELワイヤー」という発光素材があることを知ってしまった…
今度、有機ELワイヤー搭載機も作ってみたい…
- ユージンさんが提唱している、寸法と重量のレギュレーションが絶妙な次世代おはじき競技玩具。フリックス・アレイについての詳細はフリックス・アレイ公式を参照。[↩]
- 完成日:2020/4/12 [↩]
- 光を伝える謎の物質[↩]
- 個人的にはテイルズオブシンフォニア、特にボスとしてのゼロスが使っているシーンが印象的。[↩]
- 魔法攻撃力も上がる装備。水色~黄緑のぼんやりとしたオーラを纏っている事が多い。[↩]
- 「エーテルーニック」だと長いので「ー」を除いた。[↩]
- Luminedge[↩]
- 発光(Lumine)[↩]
- 「刃」と「縁」(Edge)[↩]
- コイン型の3V電池[↩]
- 紙へ印刷して貼り付け。[↩]
- 「中世 模様 フリー素材」で検索して「自由に使って良い」と明記されているなかで、一番気に入ったもの。[↩]
- 明るさを均一にするため[↩]
- 72g[↩]
- 幸いにも、使用したLEDバッジが「ルーン文字」にも対応していた。[↩]
- 最低限の枠以外を切り落とした最軽量シャーシ[↩]
- ノーマルベース、ワイドベース、オリジンベース。レギュに収まるように重量を削る必要はあるけど。[↩]
- 「ハーフミラーボックス」はUSBバッジをそのまま抜き差しする仕様なので、USBを使うときはLEDバッジを機体から外した状態で行うため、フリックとしてPCと繋ぐことはない。[↩]
- 『フリックスってなんだっけ?』『自分はどこに向かっているのだろうか・・・?』と少し奇妙な気分になってくるけど[↩]
- 重量の差でエテルニック=ルミネッジのほうが有利ではあるけれど、基本的に造形機でのマイン合戦になるため致命的な差にはならない。[↩]
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