ビーダマンペタンク

おもちゃ(ビーダマン)やってみた
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先日(一か月以上前)、ペタンクというスポーツを友人に誘われて体験させてもらった。
たまに間違えられるけどペタン「グ」ではなくペタン「ク」

 

ペタンクはブール(鉄製のボール)をビュット(目標球)に寄せる様に投げるカーリングのような対戦スポーツ。
よく説明で「カーリングのような」スポーツと言われても正直カーリングのルールがわからない。

もっと噛み砕いて言うと
自分の投げた球を目標に近づけつつ相手の球を弾き飛ばす競技

 

最低限の詳細ルールは後述
ビーダマン版についてはある程度真面目に書くけど、詳しい本家ペタンクのルールはwikipediaペタンクジャパンなど検索すれば見つかるので省略。

 

そんなペタンクに初挑戦。
ルールがシンプルなので軽く説明を聞けばすぐに対戦できるのが魅力的。

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1チームの弾は6球ずつ。
投げるボール(鉄球)には模様(ストライプ)が入っているのでどっちのチームが投げたボールかは一目でわかる。
今回のフィールドは人気のない砂利の公園。

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ペタンクは砂利の上が転がりがちょうど良くて一番面白い。

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普通にやっているとこんな感じで決着がつく。
それほど動き回る競技ではないけど、暑い時期にやったから結構いい運動になった。

 
 

さて、ここから本題

この競技をやらせてもらってからずっと『ビーダマンに応用できるんじゃ無いか?』と考えていた。
従妹やユージンさん達とのテストプレイをえてビーダマン用にアレンジしてみました
もっと早くユージンさんとやってみるチャンスがあったけど、その時は雨が降って場所が無かったので断念・・・

ビーダマンペタンクの遊び方

使うもの:
・ビーダマ2色6球ずつ(全12球)(ブール)
・パチンコ玉orBB弾1つ(ビュット、目標点)

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スピードローダーのカートリッジ部分(通称:鉛筆削り)だと
1球入らないのが少し不便

フィールド:
・特に縛りなし
・個人的なお勧めはフエルト床+フェンス

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ルール

基本的にはまんまペタンク。ペタンクのローカルルールもお好みで。
本家との違いは発射位置。本家は砲丸投げのようにサークルだけど、ビーダマンらしくシューティングライン。
ビーダマン的には空中撃ち解禁
クロビー説明書的にはビーダマでビーダマ撃つのが禁止されているけど、そこは自己責任

ルール詳細(実例):

1:先攻がビュットを投げる

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BB弾使うなら爆外伝のビービーダマンを使うのもよさそう。

2:先攻がビュットに寄せるように発射

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3:後攻もビュットに寄せるように発射

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4:ビュットから遠い方のチームが発射

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今の例だと3の時点で緑の方が遠いので緑が発射

5:球がなくなるまでこれを繰り返す
(どちらかのチームのボールがなくなったら残ってる方のチームが投げる)
(写真枚数が無駄に多いので超縮小写真でお楽しみください)

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の方が近くなった
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赤が攻撃
相手にぶつけて弾き飛ばしたり
ビュット自体を動かしてもOK 
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緑が攻撃
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赤が攻撃
これでは球切れ
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なのでの球が無くなるまで緑のターン

 

6:決着(メーヌの終了)

両チーム全てのボールを投げ終わったら得点集計。
ビュットに一番近い方相手の一番近いボールよりも内側にあるボールの数だけ得点が入る。
これで1セット(メーヌ)終了。

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この場合だと緑の方が近いので、緑に相手の一番近い球よりも内側の球の数(2点)が入る

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 7:全体の決着
これを繰り返して先に13点先取したほうが勝ち。

ちょっと難しそうに見えるかもしれないけど、やってみると割と単純。

やってみた感想

ビーダマン競技として

ビーダマンの問題点の一つ「音が煩い」を解消できるのが最大のメリット。
道具も最低限、スペースも最低限でできる!!
ターン制なのでビーダマン一つを使いまわせるのも魅力的。

ただ、やっている本人としては結構戦略性もあって熱いんだけど、はたから見るとひたすら地味

おすすめ機体は無難にペンビー
ペンビーの強度を利用して、ペンビー1つとビーダマ12個とパチンコ玉(orBB弾)1つをカバンに入れておけばどこでも出来る

フィールド選定

下地の影響をもろに受けるのでフィールドによってゲーム性がとっても変わる。
フィールドを変えるとまったく別の戦術が必要になるので新鮮な感覚で楽しめる。
元々のペタンクのマナーに「石や小枝も有効範囲」とある位にどこでもOK
(屋外ですらOK)。
フェルト:
個人的にはとてもおすすめ。
ビー玉が減速するので、力加減で位置調整もできる。
大きいのを買わなくても100均で買えるサイズのフエルトを一部に敷いておくだけでも結構変わる。
何よりも音が静か
フローリング床:
転がりやすすぎる。
狙った位置で止めるのが難しい上に、ビーダマが当たったビュットがとにかく奥に行ってしまう。
個人的にはあまりお勧めしない。
カーペット床:
凸凹で球ががまっすぐ飛ばない
これがいい感じにランダム感を生んでくれるので実力差があっても最後までどうなるかが読みにくい。 

これはこれで結構面白い。
砂利床:
本家ペタンクだと定番だけど、ビーダマはあまり転がらない。
基本的に砂利場は広いのでこじんまり感を強く感じる
フェンス:
本家にはない要素だけどフェンスがあった方が反射が狙えてビーダマンっぽさが上がる。
球回収が楽。
パワータイプの機体だとビュットを飛ばしすぎてしまうおそれがあるのでその対処にもなる。
(この文章では触れてないけど、本家ペタンクではビュットが遠くに行き過ぎた場合、そのゲームが無効になる。それを狙う戦術もあるらしい。)

本家との比較

ブール(70~80cm程度)とビー玉(1.7cm程度)は直径が40倍以上違う
本家も失礼ながらはたから見ると地味に見えるスポーツの代表だけど、それをそのままスケールダウン(40分の1)した感じになるのでさらに地味

余談になるけどブールとビュット(30cm)の比率を合わせるにはビーダマとBB弾(0.7cm)の方が近い。というかほぼ一致

ビーダマンは狙撃に特化した玩具なので相手にぶつけるのは比較的楽。でも空中撃ちが苦手なので上からぶつける技は基本的に困難。
・基本的に「ルーレット(最初から転がして当てる)」がメインになる。非常にやりやすい。
・逆に本来基本になる「ドゥミポルテ(山なりに投げて着弾後の転がりで目標を狙う)」はあまり使わない。
・変化球機体をうまく使えば本家ではできないようなロマンプレイも楽しめる。
・「寄せよう」という視点よりも「いかに相手を吹っ飛ばすか」を考えてしまいがちになる。

ペタンク本家に比べてはるかに安価で入門できるのもビーダマン版のメリットかもしれない。
(本家は削りだしの鉄球を使うのでどうしても価格が高くなってしまう)

 
 

以上ビーダマンペタンクでした。
何度も言いますが、地味そうに見えるけど本人的にはとても面白いので是非やってみてください!
特にうるさくできない環境の人に強く勧めたい。

逆にペタンクが好きすぎて家でもどこでもやりたい方にもビーダマンペタンクはお勧めです。
日レクボールよりもコンパクトな試合が楽しめます!(机の上でも楽しめるくらい)

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