\デン・デン・デデン デデデデーン♪/
(♪スーパー・メガやす)
ポケットモンスター サン・ムーン1でアローラ地方を旅した人なら、誰もが「現実で欲しい」と思ったであろうもの「ナマコブシ抱きまくら」。
それが2019年6月29日。ついに現実に発売された。
ぬいぐるみクッション
Pokémon World Market
ナマコブシ!
直径約53cmの超大型ナマコブシぬいぐるみ。
伊達に顔に「大」って描かれていない。
価格は4536円(税別)。 (税抜き4200円)
歴代ナマコブシグッズでも最高価格。
ナマコブシのグッズの1つではあるけれど、厳密には「作中グッズ「ナマコブシ だきまくら」をぬいぐるみクッションにしたもの」。ややこしい。
購入
お店にて
ぬいぐるみクッションのナマコブシはポケモンセンター限定商品。
なので、発売日の翌日2朝からポケモンセンターに突撃。
大人気ポケモン3であるナマコブシの抱きまくら。
『昨日発売だけどまだ在庫あるのかな・・・?』などと心配になりつつ、探すために店内を見渡してみると・・・
いた!!
圧倒的なスケールで存在感を放ってる!
1匹でも棚をかなり専有する。というか棚に収まりきらず少しはみ出している。
周りの商品(ピッピ人形のマスコット・ピカチュウぬいぐるみ・服)と比べても陳列に必要な空間量が比較にならないほど違う。
広いお店で見ると小さく感じるけど、家に持って帰ると『思っていた以上にデカかった』となりがちなのがちょっとした注意点。4
心配だった在庫だけれど、発売日翌日の時点ではそれなりにあった。
確かに「可愛い」「欲しい」と話しながらナマコブシ抱きまくらを見ていった人たちはいっぱいいた。
だけど「現実問題、家に置き場所がない」「持って帰るるのが大変。通販で買う」といったごもっともな意見を見る限り店内在庫が多かったのも納得。
単に欲しいだけなら素直に通販で買ったほうが楽!
余談になるけど、30日はmy251キャンペーンとは違って混んでおらず、開店時刻の10時着でほぼそのまま入店できる程度の混み具合だった。
お持ち帰り
何を隠そう、今回はつい2匹も買ってしまった。
なので、当然持って帰る大変さも倍増。
(実際問題、倍じゃすまないかもしれない。)
大型商品なので、最悪梱包する袋がなくてナマコブシをそのまま脇に抱きかかえて帰るということも覚悟していたけど、幸いナマコブシをすっぽり包めるビニール袋が用意されていた。
サイズ比較用のポケモンキッズ版ナマコブシと一緒に。
雨が降りそうだったので、少しでも濡れないようにということで別のビニール袋で上をカバー。
さらにビニールが指に食い込みにくいように取っ手部分にクッション材5
も巻いてくれた。
まさに、至れりつくせり。
商品を手渡すときに「ナマコブシを かわいがってあげてね!」6とセリフを添えることも忘れない。すげぇ。
ちなみに梱包してもらったビニール袋から薄っすらと中身が見える。
ナマコブシを知らない人はよくわからないけれど、四六時中ナマコブシのことを考えているような人ならば、ひと目でナマコブシと分かる絶妙な透過具合。
Pokémon World Market
Pokémon World Marketはポケモンの7地方7の物産展がテーマ。
各地方を象徴するアイテムや作中グッズを再現したグッズや小物などがラインアップされている。
→公式リリース
具体例として「モーモーミルク」デザインのボトルやポーチ、「ピッピにんぎょう8」のマスコット9、リアルフエンせんべいなんかもある模様。
(残念ながらカロス枠で「ツボツボモチーフのポッド」は流石にグッズ化されず。)
アローラ地方からはスーパー・メガやすでの調べられるオブジェクトとしておなじみの「ナッシー ボールペン」と「ナマコブシ だきまくら」が商品化。
ちなみに「ドデカバシの なにか」は単品でグッズ化はされなかったけど、アローラ地方のイラスト中やミニチュアのラインアップとしては収録。
ちなみにゲーム中の価格と現実世界の価格をまとめるとこんな感じ。
ゲーム中の価格 | 現実世界でのグッズの価格 | |
---|---|---|
ナマコブシ だきまくら | メガ特価 4000円 | 4200円(税抜) |
ナッシー ボールペン | メガ特価 899円 | 1000円(税抜) |
ドデカバシの なにか | メガ特価 1700円 | 単品としては発売されず |
これだけ見るとゲーム版のほうが安く感じる10けど、ゲーム中は所謂ディスカウントストア価格11。現実はオフィシャルショップ価格。
それで200円位しか差がないというのは相当な原作再現率。
現実が頑張った!
ゲーム中では実際に購入するができないので、ナマコブシだきまくらを購入するという夢がついにかなった瞬間でもある。まさかの現実世界の方で先に実現!
アローラのイラストはこれ。
アローラモチーフのグッズの商品タグにも描かれている。
マラサダを売っているナッシーバスっぽいデザインのキッチンカー。
メガやすのチラシ。
モクロー・ニャビー・アシマリといった御三家に混じってナマコブシ(グッズではなく本人)。
ナッシーボールペンとドデカバシのなにかもしっかり描かれている。
ナマコブシ本人がいるせいかナマコブシ抱きまくらは無し。
原作のアローラ地方らしいアローラらしさを彷彿させる要素たっぷり。
レビュー
造形
無表情なのも相変わらずの原作再現。
他のナマコブシと比べるとほんのり緑っぽい。
サイズ&重量
固さ
ふわふわしつつも、自分自身の形を保てるだけのしっかりとした固さがあったぬいぐるみと違って、抱きまくらは非常に柔らかい。
軽く押すだけでさわったりするだけですぐに変形してしまう。
軽く触るともっちりしてるけど、強く押すと殆ど反発無く、すっと潰れる。(離すとすぐにもとに戻る。)
あえて陳腐な表現で表すなら「まるで雲のよう」。
そもそも本物のナマコは自分の柔らかさを変えられる。
とても柔らかくもなれるのでこれはこれでナマコらしいのかもしれない。
「まるでナマコのよう」。
軽く抱くにはちょうどいいけれど、枕のように体重を預けるには弾力(固さ)が足りない。
さわり心地
ぬいぐるみ生地なので、ふわふわしてる上に滑らかでさわり心地はとても良い。(ぬいぐるみ類とほとんど同じ触り心地)
抱きまくらは上記のとおり非常に柔らかいので、もっちりふわふわした触り心地と抱き心地を堪能できる。
抱き枕として(寝具として)
今まで抱き枕を使ってなかった人が数日使った感想。(掛け布団を丸めて抱いたりはしていた。)
抱き心地も触り心地もとても良いので癒やし性能は最高クラス。14求めていた通りの癒やしがそこにあった。
かなり大きいけど、弾力で変形するおかげで、腕が長くない人(特に子ども)でも抱きしめることは可能。
しっかり抱こうとすると、腕でナマコブシをギュッと絞るような形になってしまうけど、その反発力が心地良い。無論手を離せば元通り。
素直に抱きまくらとして使うのもいいけど、体の横に抱きまくらをおいて、横に伸ばした腕を置くアームスタンドのように使うのも、弾力のおかげで程よく沈んで結構馴染む。
かなり大きく、そして柔らかく、重量がちょうどいいので、意外と掛け布団のように体の上に載せる使い方も良い。
あまりにも大きすぎるので、癒やしを求めて抱き抱えながらPC作業をするという用途には残念ながら向かない。
大きすぎて画面を見るのに邪魔な上、キーボードの操作が困難になる。
これがスペースを取る以外で唯一の欠点。
ギャラリー
だきまくら2匹
まずは抱きまくら2匹を積んで。
2匹のナマコの間に腕を入れると上下から抱きまくらの心地よさを堪能できる。
ただでさえ大きいナマコブシ抱きまくらの2段積み。
部屋に置くと親御さんがびっくりするほどの存在感15。
ソファーに置いた例
(+ティッシュボックスカバー+ぬいぐるみ+ツボツボ)
ちなみにこの状態のソファーに座って目線を横に向けるとこんな感じ。
ポケモンキッズと
小さいけど小さすぎるわけでも無いサイズ。
軽くて、外れる部品や細い部分もないので持ち運びが楽。
造形も丸すぎ無い理想的な楕円形。
変な癖もなく扱いやすい。
そんな個人的にナマコブシグッズの中でも標準となってるポケモンキッズと一緒に。
フリックスアレイの自作ナマコブシと
かつてナマコブシグッズがまだ多くなかった頃に自作したフリックスのナマコブシRと。
少し狭いけど、ナマコブシ抱きまくらの上をフィールドとしてバトルすることも出来そう。
それにしても、作った当時はまさかここまで公式のナマコブシグッズが充実するとは思ってもいなかった。
モンコレGETと
2019/7/6の時点で、最小で最初のナマコブシ「モンコレGET」と最大で最新のナマコブシ「ぬいぐるみクッション」を並べて。
ティッシュボックカバーと
いままで最大サイズだったティッシュボックスカバーと。
ティッシュボックスカバーの全長と、ぬいぐるみクッションの底からトゲの先までの長さはほぼ同じ。
ナマコブシぬいぐるみ集合!
ナマコブシのぬいぐるみ系のアイテムたち(ぬいぐるみ巾着は除く)を積み重ねて。
上からマスコット、ぬいぐるみ、ティッシュボックスカバー、そしてぬいぐるみクッション。
まさにナマコブシタワー。
各ナマコブシのサイズの比率のバランスが良い。
(少し抱きまくらが大きすぎる気もするけれど。)
公式ナマコブシ全種集合!!
ナマコブシの公式立体グッズ(ぬいぐるみ/フィギュア)全部集合。
上記のぬいぐるみ達にフィギュアを追加。
流石に全部を縦に積むのは無理だった。
マスコットの上に、ぷるぷるコレクション、ポケモンキッズ。
ぬいぐるみの上には左からYurutto、チョコエッグ、モンコレGET、PUTITTO。
まさに大集合。
何より恐ろしいのが、来週「もちふわクッション」が発売予定なので、ただでさえ多いこのナマコブシ大集合が更に増えること。
ツボツボと
他のポケモンと合わせて。
ツボツボぬいぐるみ(fit)を載せて。
①ツボツボサークル
ナマコブシの上にツボツボを円形配置。
ツボツボたちの会合なのか、あるいはフェアリーリングのようなものなのか。
はたまた巨大ナマコブシに協力して立ち向かっている16のか。
意外と物語性を感じるかもしれない配置。
②ツボツボピラミッド
抱きまくらが安定して広いので、上でピラミッドだって作れる。
さいごに
以上、ぬいぐるみクッション Pokémon World Market ナマコブシのレビューでした。
『なんかもう人生に疲れた』
そんな気分の時にとりあえず顔を埋めても、文句一つ言わず受け入れてくれる。
そして、包み込むように癒やしてくれる。無表情で。
その浄化力はナマコブシグッズの中でも唯一無二。
やや高価で、ものすごく場所を取るという欠点はあるけど、そこさえ気にならなければ、ナマコブシ好きなら間違いなく満足できる一品。
正直、「ナマコブシの抱きまくらを現実に発売してほしい」と言い続けては着たけれど、本当に実現するとは思っていなかったので驚きの感情も大きい。
無論、手に取れた嬉しさ・幸福感はあるけれど、同時に『ついに発売してしまった、行き着くところまで着てしまった』という寂しさも少々。
新作17にも出演して新たなネタが生まれるのを願いたい。
とはいえ、人間の欲望というのは果てしないもの。
ここまで来たら、かつて発売された超特大サイズのカビゴンやラプラスのような超大型18のナマコブシぬいぐるみ。可能ならば、所謂「人をダメにする巨大ナマコブシ」なんかも是非欲しい。
本当に立ち上がるのが困難だった「初期の人をダメにするソファ-」をベースに、顔とトゲを追加する物理的には行けそうなきがするけれど・・・
おまけ:ゲーム中のナマコブシ だきまくら
スーパー・メガやす(サン・ムーンVer)
スーパー・メガやす(ウルトラサン・ウルトラムーンVer)
余談になるけど、難易度が高い本作のとあるボス戦でどうしても勝てない場合、とびだすなかみナマコブシ2匹と元気のかけらをいっぱい用意してゴリ押すというのもわりと有効。
メガやす以外にもハウオリの観光案内所の奥にも「絶妙な味わいのご当地グッズ」の1つとして並んでいる。
- ウルトラサン・ウルトラムーンも含む[↩]
- 29日の夜に新ナマコブシグッズが発売していたことを知った。[↩]
- 一部では間違いなくカルト的人気。[↩]
- 家電量販店ならあるあるネタ。[↩]
- 所謂「ミラマット」[↩]
- 元ネタはゲーム版でポケモンを交換して受け取った際に表示されるメッセージ[↩]
- カントー・ジョウト・ホウエン・シンオウ・イッシュ・カロス・アローラ[↩]
- ゲーム中に残る印象の強さ的には、ある意味アローラグッズと言えなくもない気がする。[↩]
- 日本語としておかしい気がするけど間違ってはいないはず。[↩]
- 現実世界の消費税は考えないものとする。[↩]
- ゲーム中のスーパー・メガやすは会計時に全品50%還元という怪しく感じるほどの破格のサービス「おとクーポン」があるので、実質現実世界の半額で買える計算になるけど。(すでにメガ特価になっているものにおとクーポンが適用される設定なのかは不明。)[↩]
- 大きすぎて秤で測れなかったので、人が持って体重計に乗ったあと人の体重を引く、小型犬とかと同じ方法で測定した。[↩]
- 軽く感じる。[↩]
- 寝ること自体すでに癒やしだけど。[↩]
- 実際驚かれた[↩]
- どくどく[↩]
- ソード・シールド[↩]
- もっとも、カビゴンやラプラスやオオタチには原寸大という大義名分があった。[↩]
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